魚の粕漬けレシピ
粕漬けは、お酒を絞った後にできる「酒粕」に魚や野菜を漬けた保存食です。平安時代の文献である延喜式にも記載があり、古くから日本にある伝統的な食べ物です。
米を麹や酵母などにより発酵させてもろみを造り、熟成させたもろみを絞ると日本酒ができます。残りの固形成分が酒粕であり、発酵によって増したうま味や栄養がたっぷり残っています。そのため粕漬けはおいしいことはもちろん、健康や美容にも良いものです。
材料(2人前)
魚の切り身 (たら・ぶり・さわら等) | 2切れずつぐらい |
塩 | 小さじ1 |
酒粕 | 200g |
日本酒 | 大さじ3 |
白みそ | 大さじ5 |
作り方
- 一口大に切った魚の切り身に塩をふり30分程おき、キッチンペーパーで水分と塩を軽くふき取る。
- 酒粕、日本酒、白みそをよく混ぜ合わせて粕床を作りタッパ等の密閉容器に入れる。酒粕はレンジで少しあたためると混ぜやすくなる。
- 魚の切り身を粕床に1晩から3日くらい漬け込む。
この時にガーゼやキッチンペーパーを敷くと取り出しやすい。 - 粕床から取り出し、周りに粕がついていればペーパーでかるくふき取り、焼いてお皿に盛る。(グリルで焼く場合はコゲに注意)